Post date: 2012/08/10 15:44:08
ちょっと、珍しいってことでもないかもしれませんが・・・
アンティークジュエリーを仕上げたらどうなっちゃうかの一例を・・・
ここまで、黒くなってるのも少ないでしょうから、なんでもそうかというと、そうではないと思いますが・・・
ビフォー
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アフター!!
別になにか、変な加工をしたとか、そういうわけではなく、
今まで、アンティークジュエリーなので、この古びた感じがいいのかな?と思って手を加えなかったものを、
長年手元に置いているうちに、いや、これは仕上げて上げたほうがこのペンダントは、絶対生きる と判断し、
職人さんに、普通のジュエリーと同じようにに仕上げて下さい。
と、指示してみただけです。
すぐには理解できないものも、しばらく手元においているとなんとなくわかってくるものもあります。
(悪い方に転がらなくてよかったです。 実はドキドキだったのです。)
シルバーが酸化して黒ずんでいたものが取れて、バレル研磨というものを行なって、地金部分の鏡面光沢を戻してあげただけです。
変えたのではなく、戻してあげた。
ただそれだけなんです。
一つ良かったのは、新し目のダイヤが修理でセットされている部分が判明したということ。
そういう部分もありますよ。
という事を踏まえて、ご理解いただける方へお渡しできますので・・・
まぁ、しかし。劣化という面から見て、
陶磁器や、ペルシャ絨毯も経年の劣化には強いですが、ジュエリーにはかないませんね。
ジュエリーの永遠性を垣間見ることができた気がします。
このジュエリーもそうですが、どのジュエリーも、大事に扱えば、間違いなく僕の人生の何倍も生きるはずなんですよね。
所有するなんて意識はとんで、一時自分の手元にあるだけ。
そんな気持ちになってきます。
いろいろな、ジュエリーとの接し方はあるとは思いますが、自分は自分なりの接し方で今後も、ジュエリーと関わっていきたいと思いました。