Post date: 2011/12/20 10:53:36
日独宝石研究所の鑑別書付き
5石ともダイヤモンド
緑色石 上2石はベリル、下はクオーツ
緑色は地金の着色による
インドジュエリーを見ていると、整った形のカットだけがダイヤモンドではないってことを、感じさせてくれます。
半球状の鏡面に磨かかれたホワイトゴールドの上に、極めて面数の少ない乱雑なカットのダイヤモンドをセットすることで、
ラウンドブリリアントカットのように全ての光を跳ね返すような輝きとは異質の、
どちらかと言うと光を取り込んでいるような輝きを見せてくれます。
日本のバブル期以降のジュエリーの裏側は見れたものでは無いものが多いですが、インドジュエリーは裏側にエナメルが施されているという見所があります。
人に見せるためのものか、自己の満足か とういう底に流れる考え方の違いが垣間見えるような気もします。
とはいいましても、今まで見てきた量が少ないので、今後もっと扱ってみたいですね。
インドのジュエリーは、そのような魅力があります。
ダイヤモンドそのものの品質は低めです。
価値観は一つではなく、沢山ある方が楽しいですよね。