要は何に重きを置くか、なのだろうと思います。

Post date: 2012/04/16 0:29:24

婦人画報今月号に載っている某ジュエリーブランドの広告

加熱のルビーであっても、ルビー、エメラルドの美しいものを揃えるのが、安定供給することが難しいことがうかがえます。

広告に出すくらいですから、ある程度の数を売る事が前提ですからね。

そもそも、こちらはカービングされた宝石を使ったジュエリー。

石そのものを楽しむというよりは、製品を楽しむものだろうと思います。

これ以上ないというような色石を使うようなものは、広告などでの人目につくことはなく作られ、販売されているのだろうと思います。

別の世界のお話ですね。

ちなみに、大手ブランドになると大抵どのブランドも

ダイヤモンドは、綺麗なものを当然のように使います。

それは価格は別としても入手しやすいからですね。安定的な供給ができるのです。(ちょっと前にメレダイヤモンドがものすごく高騰したことはありましたが・・・)

大手のブランドが、ダイヤモンドの品質を下げていると、それちょっと・・・ となりますよね。

逆に、ノンブランドのジュエリーは、よっぽどの大手でない限り、大量に作らないので、色石にこだわることが出来ます。

ダイヤモンドにもこだわるところもあるでしょうし、

大手ブランドのような価格帯での販売は難しいでしょうから、

ダイヤモンドの品質を抑えつつ、インクルージョンは入っているけれど見た目には綺麗

なものを作ってもおかしな話とは思いません。

価格を気にせず購入できる人々は日本にもそう多くはありませんからね。

要は何に重きを置くか、なのだろうと思います。