Post date: 2012/04/07 23:55:02
宝石がセットされたジュエリーを見る時に、
宝石の状態をずっと見てきましたが、
これを人に例えると、顔に、シミ、シワ、がないか欠点ばかり見ている状態だなと思うようになりました。
顔だけではなく、髪型、スタイル、ファッション、生き方、雰囲気、などなどを含めて、
その人の魅力だよな~と・・・
顔も、緊張した顔ではなく、リラックスして内面からその人の魅力が出ているような表情をしている時のほうが魅力的であるに違いない・・・
それはさて置き、ルースのコレクターはルースを見ていればいいのですが、
ジュエリーのコレクターは、それだけではいけない。
やはり、求めるのはジュエリーとしての完成度や、魅力のあるジュエリーを揃えていくこと・・・・
アンティークジュエリーならば、手を加えずにそのままの状態を良しとする考えもありますが、
現代で使えるように手を加えて生かすという方法もあります。
中古もおんなじかな?と・・・
ここ数年、ジュエリーを残したいと思ってきたわけですが、
生かすというのは、「残す」、「寿命を延ばす」ということも間違いではないと思いますが、
「もっと輝かせる」「輝きを取り戻す」「魅力を引き出してあげる」
ってことも、生かすということかな?
と・・・
わかりやすく言うと、マイケルジャクソンや、マドンナも、自分で全てコントロールしていたのではなく、
自分の魅力を、その次代に合わせてアピールできるようにプロデューサーを必要としていた(る)ように、・・・
うーん、例えが、ちょっと違うかな・・・
髪型をこうしたら、顔が映えるよ
チークはこう入れたらいいんじゃない?
それ、アイシャドウ入れ過ぎかもね?
服の色使いやシルエットはこんな感じがいいかもね?
女性に対して、そんな気の利いたアドバイスはできませんが、
中古のジュエリーがもっと輝けるために、そういう感じで、そのジュエリーが持つ魅力を引き出してあげることが自分にできるんじゃないかな?
・・・と、そう思うとるわけです。
基本的な考え方は、色石、宝石の輝き、魅力を引き出してあげる ってこと、ですかね?
渕上の扱う中古ジュエリーはどれも魅力的だ。
そういう楽しげな感じで、行こうと思うとります。