Post date: 2012/04/02 10:58:16
新入荷の数点(ほんの少しですよ)
仕上げの依頼。
ハンドメイドと思っていたのが、キャストだったり、
キャストのものにタガネで彫金している等のことを教えていただいたり・・・
手作りの利点、キャストの利点も教えて頂きました。
今回仕上げをお願いしたものの中に、タガネで彫金したものがあり、その後の波打ち具合を残したくて、
ここの部分はあまり研磨しないで下さいと注文。
職人さんにも意図をご理解いただきました。
金、プラチナの輝きは、鏡面、マット だけでなく、
タガネで打ったあとの、一見鏡面に見えるけれども、よく見ると波打っているというか、揺れているというか、そんな輝きも美しいです。
わかりやすく(無いかもしれませんが)言うと、昔のガラスの透明感の揺れみたいなものですかね?
透明で均質であるほどいいものだ
という価値観もあるのですが、
個体差があるからこそ、ゆらぎがあるからこそ深みがある
という価値観もあります。
どうでもいいじゃん、そんな細かいことにこだわらんでも・・・
というご意見もよくわかりますが、
細かいところを見つめれば見つめるほどその奥に広がる世界が見えてきそうな気もします。
まだまだ勉強しないといけないことは無限にありますね。
勉強というか、知りたいだけなのですが・・・