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渕上清志のブルーサファイア観


追記:メール返答:翡翠の含浸、非加熱のサファイアについての思うところ徒然

ブルーサファイアは産地によって色味が変わりますので迷いますよね。
スリランカ系の薄い感じのものがお好きか
パイリン系の 青のキリッとしたものがお好きか
別の石としてお考えになったほうがわかりやすいかもしれません
もう一つの切り口は、非加熱というものがありますが、
美しい非加熱ならいいですが、そういうモノをご用意はなかなかできません・・・

過去に、仕入れたサファイアを調べると、非加熱ビルマ産というものが出ましたが、
稀なケースです。
柔らかい純色ブルーといった感じでしたが、
査定中に、あ、これはビルマ産かな? と思うことは殆どありませんので、入荷の期待はしないで下さい。

おそらく、入荷するもので多いのは上記の、スリランカ産か、パイリン産、それと加熱だろうけどどこのものかわからない というものが多いかなと思います。
それも、鑑別に出していると、パイリンまでは出ませんし、コストに合いませんので、経験的に多分そうだろう
位の判断になると思います。

ちなみに・・・ カシミール産はうちでの入荷は無理でしょうね。

石が採れていた時代背景もありますので、石にこだわらずに、枠を含めた製品として好きかどうかという視点で探すのもいいかもしれませんね。


参考ですが・・・ 非加熱のブルーサファイアを購入される場合は、
たまに、重量(カラット)をかせぐために、不自然に厚みや不自然すぎるカットのものがあります(昔のものに多いです)
原石を大事にした結果のカットというよりは、重いほうが高く売れるからという理由でのカットが多いように思われます。
品物を選ばれる時はそこはチェックしておいたほうがいいと思います。
色石はダイヤモンドと違い、左右非対称であればいいというものではありませんので、
それがダメというわけではないんですけどね。
スリランカ産のものであれば色ムラ等もありますので、そこも念頭においてみるのもいいと思います。